光学系

1 µm用Fシータスキャンレンズ

硫化亜鉛マルチスペクトルおよび溶融シリカ材料をベースにしたスキャンレンズを使用することで、レーザ溶接、マーキング、彫刻、切断用途の性能を最適化できます。

硫化亜鉛マルチスペクトルは高い熱伝導率を備えており、熱による焦点移動が少なく、屈折率が高いため、部品点数を最小限に抑えることができます。 特に非球面レンズと組み合わせると、より優れた性能と軽量化が実現します。  

1 μm Fシータスキャンレンズの仕様

近赤外線ファイバーレーザや固体レーザを使用する高出力および低出力の材料加工作業向けに、さまざまな焦点距離とフィールドサイズに対応するスキャンレンズをご用意しています。

パラメーター モデル
レーザ SL4-1.03-1.08-123-90-165-DW SL2-1.03-1.08-62-142-275-DW  SL2-1.03-1.08-74-200-400  SL2-1.03-1.08-87-400-650-DW

波長(μm)  

1.03~1.08  

レーザ出力(w)  

8 kW  

CWまたはパルス  

CW  

1/e²時の入力ビーム径(mm)  

15 

20 

20 

ガルボ入力端でのフルビームの最小クリア開口部(mm)  

15 

30 

20 

ガルボミラーの仕様

距離 X&Yスキャンミラー間(mm)  

19.7 

18 

16 

21 

Yスキャンミラーからレンズハウジング端までの距離(mm)  

16 

15 

26 

26 

クリア開口部(mm)  

15 

15 

20 

20 

入力スキャン角度(度単位の光角)  

16 x 16.4  

14.4 x 15  

13.5 x 14.1  

18 x 17  

スキャンレンズの仕様

EFL(mm)  

163 

277 

400 

650 

ワークディスタンス(mm)  

197 

302 

430 

700 

テレセントリック誤差(度)  

< 4  

< 11  

< 11  

< 14  

正方形フィールドサイズ(mm)  

90 x 90  

142 x 142  

200 x 200  

400 x 400  

レンズ材質  

FS + ZnS(MS)  

FS + ZnS(MS)  

FS + ZnS(MS)  

FS + ZnS(MS)  

素子の数(制限されている場合)  

理論上の集光スポット特性

スポットサイズ(μm)(1/e²出力ポイント時)  

21 

33 

35 

57 

フィールド全体のビームサイズの変動(%)  

12 

13 

13 

ビーム真円度(最短幅/最長幅)  

> 0.94  

> 0.88  

> 0.9  

> 0.9  

フィールドサグ(μm)  

< 40  

< 300  

< 300  

< 1,600